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家宅侵入され飲食物の安全が気になる場合

執筆者の写真: ゴジラゴジラ

飲食物(主に飲料)の簡単な検査方法として、次の4つの方法がやり易いと思います。但し簡単な検査なので検知できない物質もあります。


1)PH試験紙

PHは水素イオン濃度の濃さを表す指標で、定義式は以下です。


[H+]:水素イオンのモル体積濃度

log :底が10の常用対数


PH=-log[H+]


これは酸性、中性、アルカリ性の液性を現し、酸性程PH値が低く、アルカリ性程PH値が高くなり、中性はPH=7.0です。なので混入物が水素イオン濃度に影響しないもの(中性物質)では殆ど変化しません。味覚的にはPHは一般的に酸っぱい、苦いに関係します。

各食品のPH値一覧と比べたら混入物によっては判定できるかもしれません。



2)炎色反応

炎色反応は物質を燃やしたときに炎の色が物質固有の色を示します。なので混入物があると炎色が変わり、目視で確認できるかもしれません。炎色反応で有名な物に色付き花火があります。実際に炎色反応を見るには飲食物の液、汁に白金線を浸して、その白金線をバーナーやコンロの炎の外炎部で燃やし、炎の色を観察します。但し白金線は高いです。代用として綿棒などで液なしの炎色が薄いものを探して使うのもありかも。



3)チンダル現象

チンダル現象は溶液などに光を当てたとき、溶液などに含まれる光の波長程の大きさの粒子(コロイド粒子などと呼ぶ)に光が当たり、散乱して光の筋が見える現象です。

なので溶液にレーザー光などを当てチンダル現象を観察すると、混入物があると散乱の仕方が変わり目視で確認できるかもしれません。



4)電気抵抗

溶液がイオンを含んだ電解質溶液なら電流が流れるので、テスターで電気抵抗を測れます。なので混入物が電解質ならイオン濃度が高くなり、より電流が流れて電気抵抗が小さくなります。但し電気抵抗を測るための一定形状容器、一定形状白金電極で、溶液を一定量準備するのが手間です。



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